空港で手荷物を預けるには?
スキップサービスを利用するとき、手荷物がある場合はもちろん預けることができます。
それでは手順を詳しくご説明します。
1.空港に着いたら、まず「手荷物カウンター」に行きます
飛行機内には持ち込めない大きい手荷物は手荷物カウンターにて預けます。
普通席(エコノミークラス)で20kg、プレミアムクラスで40kgまでなら無料で預けることができます。
なお許容量を超えると重量超過手荷物料金(100kgまで)が必要になります。(¥2,500〜、一部路線は¥1,500〜)
A+B+Cのサイズが203cm以内までなら無料で預けられます。
預かりカウンターで預かることができない場合は、ご自身で宅配便などの手配が必要となります。
2.「手荷物カウンター」にて2次元バーコードやICカードを用意します
そして、手荷物ひとつにつき1枚渡される「手荷物引換証」を受け取り、保安検査場に行きます。
手荷物を預けるときに注意すること
手荷物カウンターで預かってもらうものには、さまざまな手荷物があると思いますので、その注意点をみてみましょう。
スポーツ用品
スキー用品やゴルフバッグなどオールシーズン、スポーツを楽しむため飛行機を利用するかたはたくさんいらっしゃることでしょう。
長さに制限はありますが手荷物と同様に預けることができます。
飛行機の種類によりますが、最大400cmまで預けられるようです。
他の預ける荷物と合算して20kgを超えると重量超過手荷物料金を支払う必要があります。
楽器
楽器も預けることができます。
ギター、コントラバス、バイオリンなどの弦楽器専用のお預かりケースを貸し出してくれるのがありがたいですね。
ケースには限りがあるので早い者勝ちになってしまいますので、事前にケースの予約をしておきましょう。搭乗2日前から予約することができます。
ペット
犬、猫、小動物などのペットは有料で一律で¥6,oooです。(一部路線は¥4,ooo)
6月〜9月いっぱいの間は、暑さに弱いブルドッグやパグなど短頭種犬は預けることができません。
ANAのサイトから事前予約もできます。
そしてANAペットパスポートアプリにてペット情報を登録しておくと5区間の利用で1回無料になるクーポンをもらえます。
貴重品
現金や宝石、壊れやすい機器やガラス製品は、原則預ける手荷物には入れてはいけないようです。
万が一預けて破損した場合は自己責任となりますのでご注意を!
お酒や飲み物など
瓶に入っているお酒や飲み物も壊れやすいので預けることはできないので機内に持ち込むようにします。
お酒に関してはアルコール度数によっては危険物に該当することもあります。ちなみに70度を超えると完全にアウトです。
リチウム電池内蔵型の携帯型電子機器
iPhoneやAndroidスマホ、タブレット、ノートパソコンなどのモバイル機器の多くがリチウムイオンバッテリーを採用していますが、2017年7月1日より手荷物として預けるときには2つの処置を行うことが義務付けられました。
・本体の電源は完全にオフにすること
・耐久性のあるスーツケースや衣類などで破損を防止すること
これに違反すると50万円以下の罰金になるので注意しましょう。
最近、スマートフォンが爆発したりする事件が多発したことを受けて、このような措置がとられるようになりました。
機内に持ち込むことは可能ですが、空の上という特殊な環境もありますので、モバイル機器の取り扱いには注意したいところですね。
以上、手荷物を預けるときの注意点でした。
マナーを守って楽しい空の旅を楽しみましょう!
ANA Baggage Drop
という、自動手荷物預け機が日本で初めて導入されました。
これにより搭乗までの時間がさらに短縮されました。
詳細は、ANA Baggage Dropのページをご覧ください。