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非接触ICカード「Felica」とは?

FeliCa

Felicaとは?

ANA会員の人が利用するANAマイレージカード、非接触ICカード「Felica」を採用しています。
ではFelicaって一体何なんでしょう。
スキップサービスとは少しかけ離れた話題になりますが、一休みといった感じでお読み下さい。

Felicの歴史について

Felicaはソニーが非接触型ICカードのための通信技術として開発したもので、
1994年に「FeliCa」という名前に決定しました。

「Felicity」(至福) と 「Card」(カード)の2つの単語を合わせた造語で、ソニーの登録商標です。

ちなみに非接触ICカードとは、ICチップ(集積回路)を組み込んだカードのことです。
ICカードリーダーから送電される電磁誘導により、ICカードに電力を供給します。
そして、このICチップに組み込まれた情報を読み取ることができるのです。

FeliCaを初めて採用したのは実は日本の企業ではなくて、香港のオクトパス社という、
ICカード産業の会社が1994年に採用しました。

日本で始めて採用したのは、広島のスカイレールサービス(モノレール)が
「IC定期券」として採用しました。
これが国内の交通では初めての採用となります。

1999年、ビットワレット株式会社が電子マネーのEdyとして、FeliCaを採用しました。
正式なサービスは2001年となります。

同じく2001年に、JR東日本が乗車券のSuicaにFeliCaを採用しました。
この辺りからFeliCaが注目され始めたのではないでしょうか。

 

Felicaを採用しているカード

FeliCaを採用している有名なものとして、

【プリペイド型】
・nanaco(セブン&アイ )
・WAON(イオン)

【電子マネー機能付き乗車カード】
・ PASMO(パスモ)
・ICOCA (JR西日本)

などがあります。

 

Felicaのメリット

FeliCaのメリットとして、まず偽造がしにくいという安全性が挙げられます。
他にもデータの送受信が速く、データの書き換えが可能なのでとてもエコロジーです。

非接触型なので、パスケースに入れてもカードリーダーに読み取りができるのが便利ですね。
FeliCaカードならば、3枚まで重ねてもそれぞれのカードを認識できるそうです。

大容量なのでたくさんの機能を備えることができます。

あとは、自由な形でつくれるのでカードだけでなく携帯電話や時計などにも内臓できます。
ちなみにおサイフケータイもFeliCaが採用されているのですが、
これには「モバイルFeliCa ICチップ」という専用のICチップが使われています。

おサイフケータイって、NTTドコモの登録商標なので、
ライセンス供給されているKDDI、ソフトバンクモバイルも、
各社共に「おサイフケータイ」の名称を使用しています。

そして、FeliCaは最近クレジット決済にも対応できるようになりました。

電子チケット機能、電子マネー、社員証や学生証などの個人認証機能、
などなど多岐に渡って活躍するFeliCaなんですが、今後最大の課題は普及率を高めることだそうです。

 

次のページではFeliCaを採用した電子マネーEdyについてです!

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